事の始まりは4月某日
ワタクシの会社にはお局様がいるのですが、その方が｢6月に細川たかしのコンサートに行くのよ～チケット3枚あるから行かない？｣と社内で聞いて回っていました。
細川たかしさんと言えば有名な演歌界の大物歌手だけどみんな世代が違うし、お局様と一緒に行きたいなんて人はいません。しかし、可哀想なくらい誰もおらず見かねたワタクシが挙手したのです。
ただ、演歌世代ではないからちょっと恥ずかしい。なのでお局様たちに言いました。
｢私だけ世代が違うからコンサート会場で浮いたら恥ずかしいな｣
するとお局様方。
｢あなたもそんなに若くないじゃない｣
申し訳ございません
こうして若くない方々と、そんなに若くないワタクシは6月某日3人で細川たかしさんのコンサートに行ってきたのです。会場に着いて思ったのは
ここは敬老会か
ワタクシと同世代なんて周りを見渡してもおらず、場違いすぎる。
会社の付き合いで来た興味のないコンサート。乗り気じゃなくて早く終われと思っていた。
でも、会場にいる年配の方々、めっちゃ生き生きしていて
たかしさんをひと目見ようとオシャレしてきてる人や
その服どこで買ったん
みたいな服を着ているご年配の方を見ていると
私は何を気にしてたんだろう？と思った。
周りが自分より歳上ばかりだから嫌だな、とか、演歌は年寄りクサイなとか、よく分からん事を考えてた。
そんな私とは反対に精一杯オシャレして、今日を楽しみにして来たご年配の人たちを見て、なんか自分くだらんなと。
コンサート会場に来ていた方々は周りなんか気にしてなくて、好きな歌手に会えるのが嬉しくてワクワクしていた。周りを気にしていたのは私だけ。あー、くだらないって吹っ切れた。せっかく来たんだから楽しもう。
開演して細川たかしさんの登場に会場が熱狂。何曲か歌ったあとMC入った時、たかしさんが言いました。
｢私は6月15日で73歳になりましたー！｣
会場が拍手に包まれる中、ふと
あれ？私のエアフレのグリコサミンって人が同じ誕生日じゃなかったけ？
一瞬ドラクエの世界にフライ・ア・ウェイしましたが、たかしが｢北酒場｣を歌い出したのですぐ忘れた。
今は第七世代演歌ブームらしく若手の演歌歌手も増えているらしい。顔もジャニーズ顔負けの甘いマスクに歌唱力もすごい。細川たかしさんのコンサートでも二十歳の子が出演して演歌を歌い、三味線を弾き、尺八を吹いて会場を盛り上げてました。
初めて生で聴いた津軽三味線にも圧倒されたし、改めて｢和｣って良いなって思った。そういえばドラクエでも和イベントの七夕があったのにやってない事に気がつき行って来ました。
魔界で撮るセンスのなさ。ここでいつか演歌コンサートを開こう。
とりとめのない記事になったけど、この記事で1番伝えたかったことは、某ブロガーぐりんうぇるさんの誕生日が細川たかしさんと同じだという事だけです。
ほうじ茶も好き
