みるみるの日記

ドラクエ大好きでした。今も大好きだよ

ファラザードな思い出

砂の都ファラザードは地元によく似ている

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ワタクシが生まれ育った街はあまり治安が良くなかった。理由は

 

 

なんかこういう系の人が沢山いたから。

親がソッチ系の同級生も学年に3人いたけれど、普通の友達と同じように自宅に電話をかけていた。

「はい、〇〇組」

いつも電話に出るのは若い衆で

「はっ、坊ちゃんですね。少々お待ちください。

坊ちゃん!ボッチャアアアン!」

と、若い衆は子供の私にも丁寧に対応して下さり隣にいた女友達が

「アイツ、家で坊ちゃんって呼ばれてるんだ超ウケる‪w‪w‪」と笑っていた。

学年時代、居酒屋でバイトをしていた時リエちゃんという女の子と仲良くなった。

バイトが遅くなった日。リエちゃんが「夜道は危ないからパパを迎えに行かせるよ」と言ってくれた。

大変有り難いことだが嫌な予感もした。予感は的中し、バイト先に来たのは黒塗りベンツで

 

パパ(組長)自らカチコミに来た。

乗りたくねえ。

そんな事は口が裂けても言えず「よろしくお願いしまっす」と黒塗りベンツに乗り込んだ。

居酒屋が集まる飲み屋街の裏通りは酔っ払ったガラの悪い男たちが徘徊していた。裏道を走る車に酔った輩が悪絡みしてくるような治安の悪い場所。

 

案の定、細い裏通りを走っているとガラの悪い連中が集まってきてフロントガラスを叩いてきた。

「おいコラ!窓開けろや!」などと言うもんだからワタクシは顔面蒼白。

はわわ、お前ら逃げろ!と後部座席で慌てふためいた。パパ(組長)はゆっくりパワーウインドウを作動させると

「早く帰りなさい」と、たしなめた。

ガラの悪い酔っ払いは何かに気づいたらしく、取り囲んだ車からスっと離れた。

ああ、チンピラたちが無事で良かった⋯⋯。夜道は気をつけて帰って下さい。

その後、車内は殺気立っており何とか雰囲気を和ませようとしたワタクシは

「皆さんどうして爪を伸ばしてるんですか?」とクソみたいな質問をして返ってきた答えは「鼻クソをほじるため」だった。

 

ファラザードは賑やか雰囲気と裏腹に一歩裏通りに入ると別世界になるところが地元の雰囲気に似ています。久しぶりに地元に帰ったら時代の流れにのり治安も良くなっていたので安全に過ごせるようになりました。

これを撮りたくてファラザードまでやってきた。イン時間30分。満足して帰路につく。

マイタウンを勝手に登録して使っていたら、フレさんと居合わせてしまい殴り合いになりました。争いごとは誰も得しないから好きじゃない。やっぱり平和が一番だと思った。

 

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平和がいいよね

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